手や指にフィットしたフォルムの鏡付き携帯お鈴「鏡鈴」。
棒が台座に収納でき、合掌時に棒が邪魔にならずスタイリッシュにお鈴を鳴らすことができます。
木鉦や木魚の材料として一般的な「真桜」と高級木材「紫檀」の二種のご用意がございます。
棒は台座に収納可能で、磁石によって接着されます。
台座底には鏡があり、葬儀中の焼香状況や衣帯の確認に使えます。
制作者 住職一口メモ
携帯引金は多くの既製品がございますが、どれも鉄のワイヤーで作られていて見た目がいまいちで、指に挟んで持つ際も、持ち心地や安定感が良くありませんでした。
さらには棒がヒモで繫がられて収まりも良くありませんでした。
持った時の安定感と棒の収まりの2点を改善するために制作したのが「鏡鈴 kyo-rin」です。
元々私は解剖学や関節学の心得がある医療従事者ですので、その知識を活かして、人差し指と中指の構造を考えながら本体のフォルムを作り出しました。
本体の底には鏡があり、様々なシーンで活用できます。
元々、通夜葬儀の際に後ろのお焼香の進み具合を確認したいために鏡を携帯していました。
お焼香が終わる合図は葬儀社の方がしてくれるのですが、燕尾帽子をかぶっているので葬儀社の方の合図が聞こえず、永遠とお経を唱えてしまった経験からこのアイデアは生まれました。
この仏具は僧侶限定となります。
鏡鈴 ~kyo-rin~
台座:長40mm×幅30mm×高50mm(おりん付き:高90mm)
棒 : 長100mm
おりん(久乗おりん):Φ45mm×深23mm 銅合金
塗装:オイルフィニッシュ+フッ素コーティング
※防水加工はされていますが濡らさないようお願いします。