一本の無垢材を削りつくられたお鈴付き携帯木鉦「木鈴 ~moku-rin~」。
そのスタイリッシュなフォルムで墓前法要を素敵に演出してくれます。
木鉦や木魚の材料として一般的な「真桜」と高級木材「紫檀」の二種のご用意がございます。
携帯性を高めるために、バイは本体に収納可。収納時にバイが落ちないよう磁石で本体と接着。
制作者 住職一口メモ
墓前の法要や棚経では既製品の引金付き木鉦や木魚を使っていましたが、どれもサイズが大きく、持ち運びが不便だったため「木鈴 ~moku-rin~」を制作しました。
様々な木材で制作した結果、桜と紫檀の二種類に絞りました。
桜は「木鉦」の代表的な木材なので、一般的な木鉦に近い音色です。
高級木材である紫檀はとても硬い木材で、加工時間は桜の倍かかります。その迫力ある音色は金属を叩いたような高音です。
通常の法要では桜、ご祈祷などでは紫檀、このように使い分けるといいかと思います。
引金は、様々なものを試した結果、サイズと音で久乗おりん(黒)を選びました。
バイの玉は黒檀です。様々な木材でバイを制作しましたが、黒檀の玉が一番響きが良かったので、妙輪堂のバイの玉は黒檀を使用しています。柄は紫檀でできています。
専用の巾着袋を衣のヒモに結ぶと、持ち運びがスマートになります。
大変多くのご注文を頂いているため、完成までに1ヶ月から1年以上のお時間をいただく場合がございます。
ご理解のうえご用命ください。
この仏具は僧侶限定となります。
木鈴 ~moku-rin〜
木鉦本体:長200mm×幅30mm×高40mm(バイとおりん付き:長260mm)
おりん(久乗おりん):Φ45mm×深23mm 銅合金
塗装:オイルフィニッシュ+フッ素コーティング
※防水加工はされていますが濡らさないようお願いします。